気分障害の人に気分転換は有効ってホント?

ストレス解消にもってこいの気分転換、気分障害の人にとっても有効?

現代に生きている、全ての人が抱えているといっても過言ではないのがストレスです。ストレスの解消方法は色々ありますが、まず最初に挙げられるのは「気分転換をすること」ではないかな、と思います。ストレスが溜まっている場合にかぎらず、アイデアが煮詰まっていたり、なんとなく気分が乗らない時も気分転換をすることでスッキリし、また新たな視点から物事が見れるなどという経験は、一度や二度となく経験していることだと思います。

それでは、気分転換はうつ病とも言われる気分障害の人にも有効なのでしょうか。答えとしては、それぞれ人によって症状の出方が違うために「必ず気分転換したほうがいい!」とは言えないのですが、有効に働く場合も多いです。

例えば、非定型うつ病と言われている、感情の起伏があったり、ぐっすりと眠ることが出来たりなど、気分の落ち込みが激しい以外は通常の生活が問題なく送れているような人の場合は、気分転換が有効と言われています。どこかに出かけたり、お買い物をしたりなど、一般的に「ストレス発散」と言われるものを行うことで、症状に改善が見られることがあります。現在流行している、アニマルセラピーといった、動物の力を借りた治療法も非常に有効と言われています。何か趣味を持っている場合、それに打ち込むのもいいですね。好きな事に没頭することで、「楽しい」という気持ちが強くなり、身体やこころにかかるストレスもぐっと減少します。

また、気分障害の人は、気持ちが不安定であったり、泣きたい気分でもついつい自分にフタをして我慢してしまう人が多いです。ですので、カラオケで大声で歌ったり、泣ける映画を見ておもいっきり泣いたりしてしまいましょう。。自分が普段おさえつけてしまっている感情を解放してあげることで、とてもスッキリすることが出来ますよ。

しかし、「何もしたくない、やりたくない」という気持ちが大きいときは、それを叶えてあげてください。そんな気持ちのまま、「気分転換に外に出なきゃ…何かしなきゃ…」と思うのは、逆にストレスがかかってしまう行為なんです。自分の心の声、気持ちに素直になって寄り添ってあげることが気分障害を改善させる最初の一歩ですから、「何もしたくない」ときは、それを実行しましょう。家からでなくてもいいし、家事もする必要はありません。文字通り、何もしなくていいのです。そして、何もしない自分を責めるのはやめてください。ちあなたは「何もしたくない」という自分の希望を叶えているだけなのですから。

また、どうしても気分障害…うつ病になると、自分の内側にこもりがちになってしまいますので、身近にうつ病の人がいる場合、周りは心配して「何か気分転換になることをしたら?」とついつい声をかけたくなってしまいます。しかし、これは人によっては逆効果だということは、これまで書いてきたことでおわかりかと思います。周りはそっと見守ってあげるだけで十分です。本人が「どこか行きたい」と言ったときに、初めて「じゃあどこにいこうか、行きたいところはある?」と聞いてあげてください。

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