たくさんある鬱病の薬、一体どんなもの?

どんな薬でどんな効果?どんな副作用?抗うつ剤について勉強しよう

お医者さんにうつ病だと診断され、症状が重度もしくは中度だった場合は、抗うつ剤などのお薬を処方されることが多いと思います。抗うつ剤には副作用があるものも多いと聞きますし、自分が飲む薬一体どんなものなのかわからないと、飲んでも不安になりそうですよね。そこで、簡単ではありますがうつ病の際に飲む可能性がある薬を調べました。

■抗うつ剤
どんよりした気持ちや、やる気がないなどのうつの症状を緩和させるためのお薬です。昔は「三環系抗うつ薬」や、「四環系抗うつ薬」がメインでしたが、現在は神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの再取り込みを阻害する効果のある薬である「SNRI」や「SSRI」に属する薬を使用することが多いようです。いずれも非常にうつに対して効果のある薬ですが、副作用として頭痛やめまい、吐き気などをもよおす場合があります。効果が現れ始めるまでに2週間から1ヶ月程度時間を要するため、効果がないからといってすぐに飲むのをやめてしまわずに、地道に服用し続けていかなければいけません。また、人によって合う合わないもありますので、副作用がきついと感じたらお医者さんに相談しましょう。

■抗不安薬
向精神薬や精神安定剤と比べて、正常な精神機能への影響が少ないものが抗不安薬です。抗うつ剤に比べて効果が出るのが早く、効果が続く時間も3時間前後の短いものから12時間前後の長いものまで様々です。イライラや不眠を解消するために利用されますが、この薬自体には抗うつ剤のような効果はありません。抗うつ剤の効果が出始めるまでのつなぎとして使われることも多く、抗うつ剤の効果があらわれてきたら服用を減らしていくことが望ましいと言われています。

■睡眠薬
うつ病にかかっている多くの人が悩むのが不眠です。眠れないことがストレスに繋がってしまいますので、それを緩和させるためにも利用されます。抗不安薬と同様に、効果が6時間以内である超短時間作用型、12時間以内の短時間作用型、24時間以内の中間作用型、数日もの間効果が続く長時間作用型と、効果時間も様々です。本来は睡眠薬なしに眠れるようになることがうつ病の改善に繋がるため、あくまでもサポートとして使われることが望ましいとされます。

他にも紹介していませんが、向精神薬や気分安定薬なども利用されることがあります。いずれの薬も、効果があっても副作用が大きかったり、副作用の方が大きい場合は薬が合っていない可能性がありますので、そのような場合はすぐにお医者さんに伝えましょう。効果が強いものを探すのではなく、自分に合った薬を探すことが大切です。

また、自分の判断で服用する量を少なくしたり、多くすることも好ましくありません。「ちょっと調子がいいな」と思って薬を飲まないようにすると、夜や次の日に大きくうつ症状が出てしまう場合も考えられます。きちんと指示された量の薬を服用し、疑問や不安があるならばお医者さんに相談しましょう。

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