うつ病の基礎的な知識は患者も家族も必要

あなたとあなたの家族のためにうつ病の基礎的な知識を3分で理解する

うつ病患者と共に大変なのは、患者の周りの人です

うつ病になってしまった時に誰がもっとも大変なのでしょうか?確かに本人も大変でしょうが、そのうつ病患者の周囲の人間も大変だということを、あなたは忘れてはいけません。患者本人がきちんと病気に対して知識をつけることも重要ですし、その家族や友人も知識をつける必要があるのです。

そもそもうつ病とはどんな病気なのか?

うつ病という病気の名前そのものは最近きちんと知られるようになってきました。ただしそれも中途半端なものです。海外ではうつ病で休むということは普通の行為として認知されてきていますが、病名そのものが認知されるようになった程度で、日本では完全にこういった病気という、全員が全員説明出来るほど知られてはいないような現状です。

ゆううつに感じられるようになったりする時は誰でもあるものですが、はっきりとした原因もないというのに深いうつにはまり込んだようになってしまい抜けだせなくなってしまうというもの、これが病気としての「うつ病」と、単なるゆううつな気分とのわける境界線であると言えます。

ジレンマの発生

何も出来ない、億劫になってしまう、そういった意欲の欠如や集中力の低下、行動を起こすこともなんだか「したいのに出来ない」という、ジレンマが起きる様になります。単なる怠けとうつ病をわける境界線もこれに尽きるでしょう。

考えがまとまらないというのもうつ病の症状です。将来に関して前向きに考えられず悲観的というのもこれにあたります。「したいのに出来ない」ことがあなた自身を苦しめ出す様になると、次第に「自分がまわりに迷惑をかけているような気分」になってきてしまいます。

自己否定が極まると、自殺願望が浮かぶようになる

こうなるとあとはもう「自分が死ななければならないように思い始めます」。これこそがまさにうつ病が危険とされるゆえんでもあるのです。自殺願望が次第に強くなってきて、そうすることこそが正しいとさえ思えるようになる――これは大変危険なことです。

けれどこうなってしまうともう動けない状況になっている

そして本人がうつ病かもしれないとたとえ思ったとしても、なかなか病院にいけません。行動したくとも動けなくなっている可能性が高いからです。ですからうつ病患者自身が病気を理解することも必要ですが、家族など、あなたの周りの人がうつ病を理解することが大変重要になってくるのです。

考えたくないのに考えてしまうというこの思考の連鎖を理解してもらい、うつ病患者がネガティブになってしまっていても「病気だからなのだ」と知って貰いましょう。周囲の理解によってうつ病患者の命が救われるかもしれないのですから。
(⇒うつ病に対する周囲の理解こそがうつ病患者の明日に繋がる、上手な接し方を学びましょう

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